8日午前10時7分すぎの日経平均株価は、前日比2550円程度高い5万5980円前後で推移する。午前9時56分には、同2615円91銭高の5万6045円47銭を付け、取引時間中としては3月5日以来約1カ月ぶりに5万6000円台を回復した。トランプ大統領は現地7日、仲介国パキスタンの提案を受け入れイランに対し攻撃の猶予を2週間延長すると発表。その動きを受け、米時間外取引で原油先物価格が急落し、株価指数先物価格が上昇していることなどから、日本株にも買い戻しの動きが先行。その後も上げ幅を2200円超まで拡大している。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所清算値比380円高の5万3960円だった。
業種別では、全33業種のうち29種が上昇、4業種が下落している。住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、アドバンテス、東エレクなどの電気機器株が上昇。AGC、特殊陶などのガラス土石株や、浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株も高い。ディスコ、SMCなどの機械株や、大和証G、野村などの証券商品先物株も堅調。ユニチカ、東レなどの繊維株や、三菱UFJ、三井住友などの銀行株もしっかり。一方、INPEX、石油資源などの鉱業株や、郵船、商船三井などの海運株が安い。
そのほか、古河電工、邦チタ、JX金属、キオクシア、エンプラスが上昇。半面、日本コークス、サカタのタネ、川崎汽、飯野海、出光興産などが下落している。
東京外国為替市場では午前10時7分時点で、ドル・円が1ドル=158円台の半ば(7日は159円86−87銭)、ユーロ・円が1ユーロ=185円台の前半(同184円50−54銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
