12日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前営業日比260円程度高い5万7910円前後で推移する。午前9時48分には、同364円54銭高の5万8015円08銭と、取引時間中の最高値を更新した。現地11日の米国株式は、堅調な雇用情勢を受けて早期の利下げ期待が後退し、NYダウが反落、ナスダック総合指数は続落した。東京市場では、現地11日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値が、10日の大阪取引所清算値比555円高の5万8155円だったことから、同清算値にサヤ寄せする動きが先行した。買い一巡後は、利益確定売りや円高が意識されているとみられるが、先高感を背景に堅調な値動きとなっている。
業種別では、全33業種のうち27業種が上昇、6業種が下落している。三井金属、住友鉱などの非鉄金属株や、INPEX、石油資源などの鉱業株が上昇。JPX、オリックスなどのその他金融株や、伊藤忠、三井物などの卸売株も高い。東電力HD、関西電などの電気ガス株や、ニッスイ、マルハニチロなどの水産農林株も堅調。王子HD、日本紙などのパルプ・紙株や、信越化、花王などの化学株もしっかり。一方、JAL、ANAなどの空運株や、エムスリー、リクルートHなどのサービス株が安い。
そのほか、ユニチカ、SREHD、菱ガス化、JX金属、ノーリツが上昇。半面、藤田観、JIA、シャープ、日電波、新晃工などが下落している。
東京外国為替市場では午前10時2分時点で、ドル・円が1ドル=153円前後(10日は155円56−58銭)、ユーロ・円が1ユーロ=181円台の後半(同185円23−27銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社