市況(場況)

日経平均は280円程度安、売り先行後も軟調=16日前場

 16日午前10時すぎの日経平均株価は、前日比280円程度安い5万3830円前後で推移する。午前9時49分には同385円17銭安の5万3725円33銭を付けている。現地15日の米国株式は、台湾TSMCの好決算を受けて半導体関連株が上昇。米金融大手ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーの決算も好調だったことから金融株も買われ、NYダウ、ナスダック総合指数がともに3日ぶりに反発した。ただ、日経平均はきのう、戻りが鈍かったことや、短期的な過熱感から売りが先行。TOPIX(東証株価指数)も軟調に推移する。また、衆議院選挙に向け、立憲民主と公明の新党結成を警戒する見方もある。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比210円安の5万3990円だった。

 業種別では、全33業種のうち28業種が下落、5業種が上昇している。郵船、商船三井などの海運株や、INPEX、石油資源などの鉱業株が下落。中外薬、第一三共などの医薬品株や、イオン、ファストリテなどの小売株も安い。東電力HD、中部電などの電気ガス株や、テルモ、HOYAなどの精密機器株も軟調。JR東日本、JR東海などの陸運株や、楽天グループ、日本郵政などのサービス株も弱い。一方、AGC、TOTOなどのガラス土石株や、三菱UFJ、みずほなどの銀行株が高い。

 そのほか、冨士ダイス、東邦鉛、三井海洋、ベイカレント、古河機金が下落。半面、稀元素、洋エンジ、ローツェ、コプロHD、オルガノなどが上昇している。

 東京外国為替市場では午前10時時点で、ドル・円が1ドル=158円台の半ば(15日は158円58−59銭)、ユーロ・円が1ユーロ=184円台の前半(同184円40−44銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー社

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