19日前場は日経平均株価が、前日比374円51銭高の4万9077円49銭と4日ぶりに反発。TOPIX(東証株価指数)も同24.26ポイント高の3275.36ポイントと上昇した。前日に大幅下落した反動で買い先行スタートしたものの、一時は戻り待ちの売りに押され下げ転換するなど、不安定な値動きがみられた。ただ、売りが一巡した後は堅調な値動きで、日経平均は午前11時28分に、同384円13銭高の4万9087円11銭を付けるなど、前引けにかけ堅調に推移した。
東証プライム市場の出来高は12億3911万株、売買代金は3兆2807億円。騰落銘柄数は値上がりが1089銘柄、値下がりは475銘柄、変わらずは48銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち29業種が上昇、4業種が下落した。住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、三井不、菱地所などの不動産株が上昇。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、7&iHD、ファストリテなどの小売株も高い。出光興産、ENEOSなどの石油石炭株や、大林組、清水建などの建設株も堅調。浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株や、エーザイ、第一三共などの医薬品株もしっかり。一方、ディスコ、菱重工などの機械株や、TOPPAN、任天堂などのその他製品株が安い。
そのほか、ユニチカ、SWCC、キオクシア、ラクスル、すかいらくHなどが上昇。半面、エニカラー、LinkUG、北里コーポ、タツモ、SUMCOが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社