9日前場は日経平均株価が、前週末比3880円38銭安の5万1740円46銭、TOPIX(東証株価指数)も同208.21ポイント安の3508.72ポイントと、そろって3日ぶりに大幅反落した。中東情勢の不透明感が強まるなか、イランの後継指導者に対米強硬派とされるモジタバ・ハメネイ師が選出されたと伝わり、原油先物が時間外取引で急騰し1バレル=110ドルを超えた。原油高によるインフレが警戒され、リスク回避姿勢が強まり売りが加速。米オラクルなどによるAI(人工知能)データセンターの拡張計画中止の観測も嫌気された。日経平均は午前11時5分に同4213円18銭安の5万1407円66銭を付けた。その後は、安値圏で落ち着きどころを探る展開となった。
東証プライム市場の出来高は18億5107万株、売買代金は4兆7467億円。騰落銘柄数は値上がりが60銘柄にとどまった一方、値下がりは1517銘柄とプライムの95%を超えた。変わらずは18銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち32業種が下落、鉱業1業種が上昇した。住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、TOTO、ガイシなどのガラス土石株が下落。ディスコ、菱重工などの機械株や、アドバンテス、東エレクなどの電気機器株も安い。三菱UFJ、みずほなどの銀行株や、大和証G、野村などの証券商品先物株も軟調。大成建、清水建などの建設株や、信越化、富士フイルムなどの化学株、浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株も弱かった。一方、INPEXなどの鉱業株が高い。
そのほか、日東紡、古河電工、山一電機、ユニチカ、フルヤ金属が下落。半面、JDI、ローム、アイル、日本新薬、DyDoなどが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
