22日午前10時6分すぎの日経平均株価は、前週末比600円程度高い4万5650円前後で推移する。午前9時20分には、同639円95銭高の4万5685円76銭を付けている。現地19日の米国株式市場では、利下げ期待が継続し、NYダウとナスダック総合指数が連日でそろって終値ベースの史上最高値を更新。日本株もその動きや円安方向に振れていることなどから、買いが先行した。その後も堅調な値動きが続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末19日の大阪取引所清算値比275円高の4万5005円だった。
業種別では、全33業種のうち27業種が上昇、6業種が下落している。ソニーG、東エレクなどの電気機器株や、ヤマハや任天堂などのその他製品株が上昇。SUMCO、ニッパツなどの金属製品株や、信越化、富士フイルムなどの化学株も高い。テルモ、HOYAなどの精密機器株や、古河電工、フジクラなどの非鉄金属株も堅調。出光興産、ENEOSなどの石油石炭株や、東レ、ゴルドウインなどの繊維株もしっかり。一方、郵船、商船三井などの海運株や、中外薬、第一三共などの医薬品株が安い。
そのほか、レオパレス、日車輌、Vテク、レーザーテク、太陽誘電が上昇。半面、SCSK、SANKYO、ADワークス、KLab、東電力HDなどが下落している。
東京外国為替市場では午前10時6分時点で、ドル・円が1ドル=148円台の前半(前週末19日は147円92−95銭)、ユーロ・円が1ユーロ=173円台の後半(同174円11−15銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社