明治電機工業が急騰、311円高の1817円を付け、3月24日の年初来高値1646円を大きく更新した。15日引け後、26年3月期の連結業績予想を発表。2ケタの増益見通しに配当の増額計画を示し、買い人気を集めた。
26年3月期業績は、売上高825億円(前期比4.9%増)、営業利益37億3000万円(同13.2%増)を予想。同社グループの主要ユーザーである自動車関連企業では、電動化関連技術の需要拡大による投資が見込まれることから、引き続き安定した業績推移を想定する。配当は、第2四半期末44円(前期実績30円)、期末44円(同30円)の合計88円(同60円)に増額する見込み。
25年3月期決算は、売上高が786億7200万円(前期比5.5%増)、営業利益が32億9400万円(同13.1%増)だった。
16日の終値は、前日比295円高の1801円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社