網屋が大幅高で4日ぶり反発、前日比503円高の3330円を付けた。30日大引け後、25年12月期業績予想について利益面の上方修正を発表し好感された。
通期の連結業績予想について、売上高は従来の57億5000万円(前期比20.6%増)を据え置いたものの、営業利益を6億円から7億8000万円(同48.3%増)に、純利益を4億2500万円から5億3000万円(同38.0%増)に引き上げた。
粗利益率の低いネットワークインテグレーションの売上が減少した半面、ログ管理製品「ALog」や、クラウドから顧客のインフラ環境の運用をワンストップで代行する「Network All Cloud」など、サブスクモデルの高収益事業が好調。こうした状況から、売上計画は予定通りながら、利益率が想定を上回って推移している。
31日の終値は、前日比473円高の3300円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社