2日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=155円台半ばで推移している。序盤にドル買い・円売りがやや強まったものの、ドル・円の上値は限られ、155円75銭近辺で上昇は一服。一方、円を積極的に買う材料も乏しく、午後は狭い範囲でもみ合った。日中は片山財務相が「金融政策は日銀に委ねるべき」などと発言したが、市場の反応は薄くパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長によるスタンフォード大学での講演も金融政策などへの言及がなかったことからドル・円の動意は鈍かった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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