27日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=144円台前半で推移している。米中が貿易協定に署名したと伝わり、リスクオンのドル買い・円売りが先行。朝方の6月東京都区部消費者物価指数(CPI)が予想をやや下回ったことで日銀の利上げ期待も後退し、ドル・円の支えになった。午前10時過ぎにはドル買いが一服して上げ幅を縮小したが、底堅さが意識されたこともあって午後は下げ渋った。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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