9日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=144円台前半で推移している。序盤は日経平均株価の上昇を背景にしたリスクオンの動きや国内輸入企業による実需のドル買い・円売りもあって堅調に推移した。ただ、145円ちょうどを前に上値が重くなると次第に上げ幅を縮小した。米中閣僚級の通商交渉を前に見送りムードが強まる中、FRB(米連邦準備制度理事会)の独立性をめぐる懸念などが重しになったとの見方があった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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