アズ企画設計が大幅高、前日比323円高の2825円を付けた。9日大引け後、26年2月期の第1四半期(3−5月)決算を発表し好調だった。
第1四半期の連結売上高は22億円(前年同期比3.2倍)、営業損益は1億9200万円の黒字(前年同期実績1億9600万円の赤字)だった。主力の不動産販売事業において、販売件数は2件で前年同期比1件減となったものの、大型の不動産販売と仲介成約があったことから、売上高、利益とも大きく増加した。
また、販売以上に物件の仕入れが進み、在庫残高は115億700万円(前年同期比27.0%増)となっている。通期業績は期初予想を据え置き、売上高135億円(前期比8.6%増)、営業利益10億8000万円(同10.8%増)を見込む。
また、同時に株主優待制度の拡充も発表した。従来は2月末、8月末の株主を対象に一律3000円分のクオカードを贈呈していたが、今後は保有株式数、保有期間に応じて4000−1万5000円分のクオカードを贈呈する。
10日の終値は、前日比275円高の2777円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社