出光興産は10日、三井化学および住友化の3社が、三井化学と出光興産の合弁会社であるプライムポリマー(PRM)が行うポリオレフィン(PO)事業と、住友化の国内のポリプロピレン(PP)事業およびLLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)事業の統合を行うことで基本合意したと発表した。
事業の統合時期は26年4月を予定。統合会社となるPRMの出資比率は、三井化学52%、出光興産28%、住友化20%となる見込み。今回の事業統合で、三井化学、出光興産、住友化の3社協力のもと、年間80億円以上の合理化を目標として生産体制などを最適化し、競争力を一層強化するとしている。
10日の終値は、前日比7円安の992円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社