システナが続伸、46円高の555円を付け、9月30日の年初来高値535円を大きく更新した。30日引け後、26年3月期の連結業績予想の上方修正と、期末配当予想の増額を明らかにし、好感された。
26年3月期の業績予想で、売上高を896億円から902億円(前期比7.9%増)に、営業利益を135億円から145億円(同20.2%増)に引き上げた。成長事業へ経営資源をシフトしたことにより、契約単価が上昇。また、高付加価値案件の受注が増加したことも寄与する。期末配当予想は、従来の6円から7円(前期実績6円)に増額し、第2四半期末の6円(同6円)と合わせた年間配当は13円(同12円)となる見込み。
10月31日の終値は、前日比22円高の531円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社