ポプラが急落、15円安の181円を付けた。11日午後2時、26年2月期第1四半期(25年3−5月)の連結決算を発表。大幅な減益となり嫌気された。
第1四半期決算は、営業総収入が29億7000万円(前年同期比2.2%減)、営業利益が7800万円(同26.2%減)だった。店舗売上は、販売価格上昇の効果もあり、既存店ベースで高い水準を維持。自社工場の製品売上も、外部小売事業者への弁当や冷凍総菜の販売が大きく伸長した。一方、利益面では米や海苔など原材料の価格高騰に加え、エネルギー価格の高止まりや人件費の上昇などのコスト高の影響が大きかった。
第2四半期累計(25年3−8月)の業績予想は、営業総収入57億6900万円(前年同期比7.4%減)、営業利益1億6300万円(同37.7%減)を据え置き。第1四半期決算の第2四半期累計業績予想に対する進ちょく率は、営業総収入で51.5%、営業利益で47.9%となっている。
11日の終値は、前日比12円安の184円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社