横浜ゴムが急伸、599円高の5199円を付け前週末8日に続き、上場来高値を更新した。12日午後2時、25年12月期の連結業績予想の上方修正と、期末配当予想の増額を発表、買い人気を集めた。
25年12月期の業績予想で、売上収益を1兆2200億円から1兆2350億円(前期比12.8%増)に、営業利益を1320億円から1405億円(同17.9%増)に引き上げた。4−6月期において、タイヤ事業は、国内市販用タイヤの販売が大幅に伸長。欧州市販用タイヤ(高付加価値品)の販売も好調に推移。第2四半期累計(1−6月)の業績が従来予想を大きく上回ったことなどを織り込んだ。期末配当予想を従来の54円から64円(前期実績52円)に増額し、第2四半期末の48円(同46円)と合わせた年間配当は112円(同98円)となる見込み。
第2四半期累計(1−6月)決算は、売上収益が5792億100万円(前年同期比10.3%増)、営業利益が548億5800万円(同2.5%減)だった。
12日の終値は、前週末比526円高の5126円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社