スーパーバリューが急騰、109円高の850円を付けた。14日午前11時30分、未定としていた26年2月期の単体業績予想を修正。損益が黒字転換する見通しを示し、好感された。
同社では未定としていた26年2月期の業績予想について、売上高が601億9700万円(前期比8.5%減)、営業損益は4億4400万円の黒字(前期は27億5600万円の赤字)に転換する見込みとした。親会社OICグループの子会社で食品スーパーマーケットの運営などを行うロピア(神奈川県川崎市)との共同開発によるSM改装モデル店への改装は計画どおりに進み、改装した店舗の売上高は伸長していること、ロピアおよびグループ会社からの商品仕入などにより売上総利益の改善が進んでいることなどを織り込んだ。同時に、中期経営計画の2期(26年2月期および27年2月期)の見直しと新たに2期(28年2月期および29年2月期)を追加した中期経営計画明らかにした。
26年2月期第1四半期(25年3−5月)の決算は、売上高153億8500万円(前年同期比15.3%減)、営業損益は5400万円の黒字(前年同期は2億8100万円の赤字)に転換した。
14日の終値は、前週末比63円高の804円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社