医薬品の製造や受託開発などを手掛けるダイトが急騰、前日比115円高となる1151円を付けた。11日引け後、25年5月期決算と26年5月期の業績予想に加え、株主優待制度の導入を発表し、買い人気を集めた。
25年5月期の連結営業利益は26億1900万円(前期比32.7%減)だった。原薬や製剤は堅調に推移したものの、健康食品他の競争激化が響いた。一方、26年5月期の連結営業利益は30億円(前期比14.5%増)を計画。年間配当は、中間・期末とも20円の計40円とし、前期から5円の増配(調整後)を予定している。
また同社は、7種類の健康食品を6割引きで購入できる株主優待制度の導入も発表。初回は25年11月末の株主名簿に記載された、保有株数100株以上の株主を対象に、26年5月末以降は、継続保有期間半年以上の株主を対象に優待を行う。
14日の終値は、前週末比104円高の1140円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社