総合電機大手の三菱電機は14日、トラクションインバーターやオンボードチャージャー、太陽光発電などの再生可能エネルギー用電源システムなどの、パワーエレクトロニクス機器に使用可能なトレンチ型SiC−MOSFETチップ、4品種のサンプル提供を1月21日に開始すると発表した。
今回同社では、さまざまなパワーエレクトロニクス機器へのパワー半導体チップの組み込みニーズに対応するため、新たに、パワー半導体「トレンチ型SiC−MOSFETチップ」をラインアップ。新製品は、既存のトレンチ型SiC−MOSFETチップと同様、同社独自構造を採用したトレンチ型SiC−MOSFETにより、プレーナー型SiC−MOSFETと比較して電力損失を約50%低減(同社調べ)することに加え、同社独自のゲート酸化膜製法などの製造プロセス技術で、電力損失やオン抵抗などの変動を抑制し長期間使用時における品質の安定性を実現する。
14日の終値は、前日比111円高の5148円。
トラクションインバーターとは、EV/HEVの「駆動(トラクション)モーター」を直接駆動するための電力変換装置。
オンボードチャージャーとは、EV/HEVの車両の内部に組み込まれており、外部から供給される交流電力を直流電力に変換し、バッテリーに充電するためのもの
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社