スキマバイトのタイミーは、メルカリが14日に競合サービスからの撤退を発表したことで、競争環境の緩和期待が高まった。
飲食店などに時間限定で勤務するスキマバイトのニーズは強い一方、人材マッチングへの参入企業も相次ぎ競争が激化している。そうした中、メルカリは24年3月にスタートした「メルカリ ハロ」を25年内に終了することを明らかにした。
スキマバイトサービスで大手のタイミーは、直近の四半期決算で売上高の伸びが鈍化。株価は警戒感から大きく調整していた。この日はメルカリの撤退を受けた事業環境改善の期待により、前日比211円高の1500円を付け、9月末以来の水準を回復した。
15日の終値は、前日比69円高の1358円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社