オープンハウスグループが急騰、1130円高の9117円を付け、13日の上場来高値8077円を大きく更新した。前週末14日引け後、26年9月期の連結業績予想を発表。2ケタの増益見通しに配当の増額計画を示し、好感された。
26年9月期業績は、売上高1兆4850億円(前期比11.1%増)、営業利益1700億円(同16.5%増)を予想。戸建およびマンションによって構成される実需不動産ならびに、収益不動産およびアメリカ不動産によって構成される投資不動産によるポートフォリオ経営で、企業価値の向上を図る。配当は、第2四半期末94円(前期実績84円)、期末94円(同94円)の合計188円(同178円)に増額する見込み。
25年9月期決算は、売上高が1兆3364億6800万円(前期比3.1%増)、営業利益が1459億3300万円(同22.5%増)だった。
同時に、自己株取得枠の設定および消却も明らかにした。取得枠は上限500万株(自己株を除く発行済み株式数の4.44%)・250億円。取得期間は11月17日から26年9月30日。消却は26年10月30日付けで、今回の自社株買いで取得した全株を消却するとした。
17日の終値は、前週末比982円高の8969円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社