三菱電機は18日、東京メトロ、鉄道総合技術研究所(東京都国分寺市)、日立、NTTグループのNTTコミュニケーションズと、5G(第五世代)移動通信設備を活用し、地下のトンネル内や地上の線路内などに設置された地上設備と列車間での通信を実現するための実証試験で、有用性を確認したと発表した。
今回の試験結果で、通信の安定性により各種鉄道システムが問題なく機能し、5Gと鉄道用通信基盤の有用性が確認された。今後は、鉄道業界の標準化活動を推進し、鉄道事業運営の持続可能性を高め沿線価値および沿線住民の利便性の維持・向上を目指すという。
18日の終値は、前日比24円高の3029円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社