スマホゲーム開発・運営のgumiは19日、米子会社gumi Americaにおいて、ヒト微生物叢(マイクロバイオーム)と薬物代謝の相互作用を予測するAI(人工知能)基盤モデル開発を手がける米スタートアップ企業Anto Biosciencesに対する出資が完了したと発表した。
同社によるとAnto Biosciencesは、微生物を活用した「生菌製剤」そのものを開発する従来のスタートアップとは異なり、製薬会社に対して創薬リスクを低減するための「創薬支援プラットフォーム」を提供する。同社のAIモデルは、従来の低分子化合物やバイオ医薬品が微生物の干渉によって代謝・分解されるリスクを事前に予測し、最適化することを可能にするとしている。
19日の終値は、前日比8円高の345円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社