TOPPANホールディングスは19日、グループ会社のTOPPANが、太陽光発電パネルの表面加飾に使用できる太陽光発電向け透過加飾フィルム「ダブルビューフィルム」を開発したと発表した。
太陽光パネルは持続可能な社会の実現に向けた期待が寄せられ、近年はさまざまな場所への設置が進んでいる。その一方で、無機質なパネル表面が並ぶことによる景観への影響や、建物などの外観を損なうといった課題が指摘されている。また、パネル表面が光を反射することによる眩しさが、周囲の生活環境に悪影響を及ぼす可能性もあげられている。これらの課題に対しTOPPANは、「ダブルビューフィルム」のもつ意匠性や光透過性を活用、新たな太陽光発電向け「ダブルビューフィルム」を開発した。今後は、「ダブルビューフィルム」をオフィスやマンションエントランス、ホテルといった建築内装用途だけではなく、モビリティや家具・家電、産業資材などの幅広い業界に向けて展開するという。
19日の終値は、前日比130円安の3852円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社