三菱重工業は2日、中国三大重電機器メーカーの東方電気グループの中核企業である東方電機とともに、中国三門原子力発電所5、6号機向けに、4基の循環水ポンプ供給工事を受注したと発表した。
三門原子力発電所は、中国南東部の浙江省台州市三門県に位置する。5、6号機は、稼働中の1、2号機、建設中の3、4号機に次いで建設されるもので、炉型は出力1215Mwe級の加圧水型軽水炉「華龍1号/HPR1000」が採用される。今回は、東方電機と同社の協業による初めての受注で、両社はこの受注を手始めに、中国の原子力ポンプ市場におけるシェア拡大を目指す。
2日の終値は、前日比130円安の3504円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社