川崎重工業は20日、Kotozna(東京都港区)の生成AIチャットボットプラットフォーム「Kotozna ConcierGAI」と、同社の屋内外空間デジタルソリューション「mapxus Drivenby Kawasaki」を連携させ、沖縄県内の観光案内を目的とした多言語チャットボットサービスを11月6日から開始したと発表した。
同サービスは、主に国内外から沖縄を訪れる旅行者を対象としたもので、那覇空港(国内線・国際線ターミナル)において、多言語で観光案内可能なデジタルサイネージとして提供する。旅行者が、案内役のAI(人工知能)アバターに口頭で目的地を伝えることで、速やかにその所在地と適切なルートを提供するたけではなく、好みや趣味といった情報から、それに合致する施設を候補として提示する。また、目的地への案内では、デジタルサイネージ上に表示されるQRコードを、自身のスマートフォンなどのデバイスで読み取ることで、特別なアプリケーションをインストールせずに、施設までのルートをシームレスに地図上に表示させることができる。
20日の終値は、前日比40円高の1万235円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社