ＮＥＣは２１日、製造工場などで手指を使った作業の状況（ファクト）を、映像ＡＩ技術を活用して識別・可視化・分析する「Ｄｉｇｉｔａｌ Ｔｗｉｎ ヒト・作業ログ分析ソリューション」を５月から提供すると発表した。
同ソリューションは、同社が長年培ってきた独自の映像ＡＩ技術により、現場のさまざまな事象を映像ＡＩで自動的にデータ化し、デジタル空間上に再現するデジタルツインソリューションの１つ。同社では２４年９月にグループ会社のＮＥＣプラットフォームズの現場で実証実験を行い、作業における問題の発見と改善を行うことで、実証ラインの生産性を４％程度改善できる見込みがあることを確認している。同ソリューションの販売価格は１５０万円（税別）からで、販売目標は今後３年間で２００件としている。
２１日の終値は、前日比１円高の３６３６円。
［ 株式新聞ダイジェスト ］ 提供：ウエルスアドバイザー社
