三菱電機は24日、集中度や眠気度などの人の感情を可視化した「感情推定データ」や体動数、睡眠レベルなどのバイタルデータ、温度や湿度、二酸化炭素濃度などの環境データを法人向けに配信する新サービス「エモコ分析サービス」を10月から開始すると発表した。
同サービスで配信する「感情推定データ」は、バイタルセンサー「エモコアイ」を搭載したマルチモニタリングデバイス「エモコセンサーユニット」を使用し、非接触で取得したデータを独自のアルゴリズムを用いて「エモコ分析クラウド」上で分析したもの。法人やサービス提供会社は、これらのデータを活用し、例えば、従業員の集中度合いを出社時と在宅時で比較しよりよい働き方となる出社頻度を提案するほか、生産性の高い時間帯や座席による違いなどを特定したりすることで最適なオフィス環境を構築することができるという。
24日の終値は、前営業日比35円高の3828円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社