巴川コーポレーションが3日続伸、74円高の842円を付けた。24日午後2時、26年3月期第2四半期累計(25年4−9月)の連結利益予想を上方修正し、好感された。
第2四半期累計の業績予想で、売上高は170億円(前年同期比1.3%減)を据え置いたが、営業利益を4億円から9億円(同2.4%減)に引き上げ、減益幅が縮小する。利益率が低いモノクロトナーの受注減少はあったものの、機能性シート事業において海外子会社が好調に推移。また、機能性不織布関連製品の売上が大きく伸びたほか、半導体・ディスプレイ関連事業における上期前倒し受注なども寄与した。
24日の終値は、前日比45円高の813円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社