「あずきバー」や中華まんなどを手掛ける井村屋グループが年初来高値を更新、前日比169円高となる2684円を付けた。24日引け後、26年3月期第2四半期累計(25年4−9月)業績予想の上方修正を発表し、買い材料視された。
第2四半期累計の連結営業利益予想を15億円から19億7200万円(前年同期比37.6%増)に引き上げた。夏場の主力商品「あずきバー」シリーズが好調に推移したほか、防災対策への関心が高まる中で長期保存が可能な「えいようかん」や「チョコえいようかん」の売上が増加した。さらに、点心・デリカテゴリーにおいても新商品が伸長した。
原材料価格や物流コスト上昇、消費動向の先行き不透明感を考慮し、通期予想は据え置いた。
27日の終値は、前週末比117円高の2632円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社