大成建設は27日、コンクリート製セミサブ型浮体式基礎「OO−STAR」に関する基本設計承認(AiP)を、一般財団法人日本海事協会(ClassNK、東京都千代田区)から取得したと発表した。
同社によると今回取得したAiPは、15MW級風車対応のコンクリート製セミサブ型浮体式基礎「OO−STAR」の設計が対象となる。同浮体式基礎はセンターシャフトと3つのコーナーカラムで構成されるセミサブ型浮体であり、係留は多点係留システムで、合成繊維索を用いたセミトート係留を採用した。浮体式基礎の主材料にコンクリートを用いることで、材料供給の安定性、地産地消による地域経済への貢献、ライフサイクル全体での二酸化炭素排出量の削減などの利点を有するとしている。
27日の終値は、前日比245円安の1万3200円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社