石油資源開発が4日ぶりに反発、27円高の1419円を付けた。3日午後2時、北海道におけるガス製造事業、販売事業およびガス導管事業を北海電に譲渡することを決議したと発表、材料視された。
同社はこれまで、北海道内の顧客に向け、ガス導管(パイプライン)やタンクローリーを用いて、勇払油ガス田から生産された天然ガスやLNG基地で受け入れたLNGの安定供給を行ってきた。22年3月に策定した「JAPEX 経営計画2022−2030」のもと、収益力の強化と中・長期の事業基盤構築に向けた取り組みの中で、事業ポートフォリオを見直した結果、ガス製造事業、販売事業およびガス導管事業の譲渡を決めた。ただ、北海道における原油・天然ガスの探鉱・開発・生産(E&P)事業については、引き続き継続するとしている。
3日の終値は、前日比16円高の1408円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社