中国電力が急伸、69.2円高の927.7円を付けた。前週末10月31日引け後、26年3月期の連結利益予想の引き上げと期末配当予想の増額を明らかにし、材料視された。
26年3月期の業績予想で、売上高は1兆4000億円を据え置いたが、経常利益を850億円から1000億円(前期比22.2%減)に修正し、減益幅が縮小する。需給関連収支の改善に加え、燃調期ずれ差益の拡大などで前回公表時に比べ増益となる見込み。期末配当予想は、従来の11円から17円(前期実績22円)に引き上げ、第2四半期末の10円(同5円)と合わせた年間配当は27円(同27円)となる。
4日の終値は、前週末比68.9円高の927.4円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社