川崎重工業は4日、台湾の鴻海科技グループ(フォックスコン)と提携し、看護師補助ロボット「Nurabot(ヌーラボット)」を共同開発したと発表した。
「Nurabot」は、同社が開発した自律走行型ソーシャルロボット「Nyokkey」をベースに、看護師の業務補助を目的に、特別に設計したロボット。物を掴むことができる2本の腕、荷室、自走機能を有しており、主に採血した検体の輸送、薬剤の輸送、入院時の施設案内、患者向けの衛生教育などの業務を看護師に代わり担う。現在は、26年度の市場投入を目指し、25年4月から台湾の国立病院である台中栄民総医院で実証実験を行っているという。
4日の終値は、前日比175円安の1万110円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社