東海道新幹線や中部地方で鉄道運行事業などを手がけるJR東海が急反落、378円安の3691円を付け、23日の年初来安値(4010円)を割り込んだ。28日引け後、27年3月期の連結業績予想を発表。2ケタの減益見通しを示し、嫌気された。
27年3月期業績は、売上高1兆9930億円(前期比0.7%減)、営業利益7020億円(同15.4%減)を予想。前期に得られた大阪・関西万博の開催に伴う増収効果がなくなることや、労務費の上昇など、厳しい経営環境が続くと想定する。AIを含め最新のICTなどの技術を活用して効率的な業務執行体制を構築する「業務改革」と新しい発想による「収益の拡大」の2つを柱とした経営体力のさらなる強化に取り組む。配当は、第2四半期末16円(前期実績16円)、期末16円(同16円)の合計32円(同32円)を計画する。
26年3月期決算は、売上高が2兆62億1800万円(前期比9.5%増)、営業利益8301億6700万円(同18.1%増)だった。
30日の終値は、前営業日比325円安の3744円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
