株式新聞ダイジェスト

MS&ADが小幅続落、前期増益も今期減益見通しを嫌気

 損保大手のMS&ADインシュアランスグループホールディングスが3日続落。一時、前日比80円安となる3221円を付けた。20日引け後、25年3月期決算と26年3月期の業績予想を発表した。

 25年3月期の連結経常利益は9290億円(前期比2.2倍)だった。国内損保、国内生保に加え、海外事業も好調に推移した。一方、26年3月期の経常利益予想は8060億円(前期比13.2%減)とした。市場金利、為替レート、株式相場ともに、25年4月末から大きく変動しない前提で策定した。

 同社は、5000万株(自己株を除く発行済み株式総数の3.3%)・850億円を上限とする自社株買い枠を設定。取得期間は12月23日までとした。配当予想は、中間・期末とも77.5円の計155円とし、前期から10円の増配を予定している。

 22日の終値は、前日比8円安の3293円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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