TSIホールディングスが3日ぶりに反発、12円高の1014円を付けた。前週末24日引け後、ウォーターフロント(東京都渋谷区)の株式を取得し、子会社化する契約を締結したと発表、材料視された。
ウォーターフロントは、傘業界におけるリーディングカンパニーとして、高いブランド認知度を誇る「Waterfront」などを展開する。同社では今回の子会社化で、強みであるアパレル領域の企画力や保有するブランドとのコラボレーションを活用することで、ウォーターフロントおよび同社既存事業におけるレインウェア事業への新規参入や、関連商品の製造販売を通じた収益機会の拡大など、複合的な成長効果が見込まれるという。
27日の終値は、前週末比5円高の1007円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社