データーセンターを運営するさくらインターネットが5日続伸、前日比160円高となる4440円を付けた。19日引け後、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と「日本語版医療特化型LLM(大規模言語モデル)の社会実装に向けた安全性検証・実証」の受注契約を締結したと発表した。
受注総額約45億円のうち、GPU(画像処理装置)クラウドサービスの計算資源にかかる約20億円は、26年3月期の連結売上高予想に織り込んでいる。一方、共同研究開発等にかかる約25億円については、追加で業績計画に反映される見込みとなったものの、利益面での影響が限定的なことから、現時点で業績予想の修正は予定していない。
20日の終値は、前日比25円高の4305円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社