株式新聞ダイジェスト

アスカネットが変わらずを挟んで4日ぶり反発、26年4月期第2四半期決算は大幅増益で着地

 遺影写真など画像映像のデジタル加工やフォトブックなどを手がけるアスカネットが変わらずを挟んで4日ぶりに反発し、一時20円高の367円を付けている。9日引け後、26年4月期第2四半期累計(25年5−10月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し、好感された。

 第2四半期累計の決算は、売上高が33億1700万円(前年同期比2.5%減)にとどまったが、営業利益は3100万円(同97.8%増)だった。遺影写真などの画像処理を手がけるフューネラル事業が葬儀施行件数減少の影響を受けた。一方、フォトブック事業では、価格改定に加え、固定費の削減、生産効率向上への継続的な取り組みの成果もあり、セグメント利益が伸長した。

 26年4月期の業績予想は、売上高75億8000万円(前期比4.4%増)、営業利益4億3500万円(同2.5倍)を据え置き。

 10日の終値は、前日比18円高の365円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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