大手製薬メーカーのアステラス製薬続伸、前日比24.5円高となる1682円を付けた。19日引け後、日本で「アイザベイ硝子体内注射液20mg/mL」の条件付き承認制度適用による製造販売承認を取得したことを発表した。
同社は、アイザベイ(ACP)硝子体内注射液20mg/mLについて、委縮型加齢黄斑変性(委縮型AMD)における地図状委縮(GA)の進行抑制を効能・効果とした日本での製造販売承認を取得した。地図状委縮を伴う委縮型AMD患者を対象として安全性と有効性を評価した臨床試験において、偽処置対照群と比較してGAの進行速度を統計学的に有意に抑制し、主要評価項目を達成した。これにより日本でファーストインクラス(画期的医薬品)の治療薬となる。
なお、26年3月期の連結業績予想には織り込み済みとしている。
22日の終値は、前日比14.5円高の1672円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社