アルペンが続落、50円安の2326円を付けた。8日引け後、25年6月期第3四半期累計(24年7月−25年3月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地したが、決算発表をきっかけとした売りに押されたもよう。
第3四半期累計の決算は、売上高が1960億3000万円(前年同期比7.4%増)、営業利益が58億8800万円(同19.5倍)だった。売上高が堅調に推移し、在庫状況の改善に加え販売面も堅調であったことから値引き幅が抑制され、売上総利益率が前期に比べて大きく改善した。
25年6月期業績予想は、売上高2680億円(前期比6.0%増)、営業利益75億円(同2.3倍)を据え置き。第3四半期累計決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で73.1%、営業利益で78.5%となっている。
9日の終値は、前日比35円安の2341円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社