アンドエスティHDが急落、228円安の2770円を付けた。30日引け後、26年2月期第2四半期累計(25年3−8月)の連結決算を発表。大幅な減益となり、嫌気された。
第2四半期累計の決算は、売上高が1493億4500万円(前年同期比3.6%増)、営業利益は79億7300万円(同19.4%減)だった。アパレル・雑貨関連事業は、国内売上高が4月の低気温などの影響で夏物衣料の動き出しが遅かったものの、カジュアルファッション需要が底堅く推移。マルチブランド・マルチカンパニー戦略による多様な商品展開や、テレビCM、ポイント還元などのプロモーションにより売上高が拡大した。一方、利益面では、販管費を抑制したものの、売上総利益率が低下したことが影響した。
26年2月期の業績予想は、売上高3050億円(前期比4.1%増)、営業利益190億円(同22.5%増)を据え置き、第2四半期累計決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で49.0%、営業利益で42.0%となっている。
1日の終値は、前日比228円安の2770円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社