学習塾「第一ゼミナール」や通信制高校「第一学院高等学校」を運営するウィザス(監理)が急騰し、年初来高値を更新、前日比487円高の3230円を付けた。9日引け後、日本産業推進機構系ファンドのNSSK−J1(東京都港区)がTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。
NSSK−J1は1株3237円でウィザスのTOBを行う。買付予定数の下限は595万8100株で、上限は設けない。買付期間は7月22日までとし、ウィザスはTOB成立後に上場廃止となる予定。ウィザスは賛同意見を表明し、応募を推奨している。
これを受け、東京証券取引所は9日付でウィザス株を監理銘柄に指定した。
10日の終値は、前日比477円高の3220円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社