エーアイが3日ぶり反発、前日比21円高の498円を付けた。23日大引け後、26年3月期の第2四半期累計(4−9月)業績予想について上方修正を発表し好感された。
第2四半期累計の連結業績予想に関して、売上高を従来の8億円から8億1000万円に引き上げ、営業赤字は2500万円から1000万円へと赤字幅を縮小した。音声事業の消防防災関連が順調に売上を伸ばしている上、子会社を吸収合併した合理化効果でコストが減少した。
さらに、投資有価証券売却による特別利益を計上し、最終損益は600万円の黒字(従来予想6000万円の赤字)を見込む。なお、25年3月期の第3四半期(24年10−12月)から連結決算に移行したため比較はない。第2四半期累計の決算発表は11月6日の予定。
一方、通期業績予想は従来予想を据え置き、売上高18億円(前期比21.1%増)、営業利益9000万円(同17.4%減)、純損益4000万円の黒字(前期実績1500万円の赤字)を見込んでいる。
24日の終値は、前日比14円高の491円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社