オイレス工業が3日ぶりに反落、30円安の2298円を付けた。23日引け後、免震・制震製品の製造を行う足利事業場(栃木県足利市)において、性能試験設備の不具合により10月1日日から稼働を停止していると発表、嫌気された。
同社では、当該設備の復旧については一定程度の期間を要する見込みで、設備復旧まで社内他設備に加え、社外の性能試験設備の代替使用も検討しているが、一部の製品の出荷に影響が生じる可能性があるという。また、連結業績に与える影響については現在精査中とし、今後開示すべき事項が発生した場合には、速やかに開示するとしている。
24日の終値は、前日比23円安の2305円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社