クボタは2日、栃木県や茨城県などで展開中の営農型太陽光発電事業の規模を大幅に拡大すると発表した。
同社では、25年12月から順次、栃木県、茨城県内において、事業パートナーと連携して設備容量の合計約15MWの発電所を設置。現状の約5MWと合わせ約20MWとする。発電した電力は筑波工場に加え、京葉工場(千葉県船橋市)、堺製造所(大阪府堺市)などの同社製造拠点へ供給することで、年間約7800トンの二酸化炭素削減を見込んでいるという。
営農型太陽光発電とは、農作業に必要な設備の高さと柱の間隔、および農作物栽培に必要な日射量が得られる遮光率を確保した太陽パネルなどの設備を用いた太陽光発電。
3日の終値は、前日比20円安の1600円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社