クロスプラスが続伸、49円高の1364円を付けた。前週末12日引け後、26年1月期第3四半期累計(25年2−10月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し好感された。
第3四半期累計の決算は、売上高が460億5800万円(前年同期比2.6%減)、営業利益は16億6400万円(同27.2%増)だった。売上高は、アパレル卸売において大手GMS向けや無店舗向けの販売が引き続き堅調に推移した一方、郊外型専門店向けの夏物の販売が苦戦した。利益面では、アパレル卸売での原価低減やEC売上の拡大による利益率改善が寄与した。
26年1月期業績予想は、売上高640億円(前期比3.2%増)、営業利益12億円(同16.5%増)を据え置いている。第3四半期累計決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で72.0%、営業利益は超過達成となっている。
15日の終値は、前週末比48円高の1363円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社