コロナが4日ぶりに反落、16円安の922円を付けた。23日引け後、26年3月期第2四半期累計(25年4−9月)の連結損益予想を下方修正し、嫌気された。
第2四半期累計の決業績予想で、売上高を402億円から402億2000万円(前年同期比0.22%増)に引き上げたものの、営業損益は4億円の赤字から6億円の赤字(前年同期は3800万円の黒字)に拡大する。売上高は、メーカー間の販売競争の激化などでセパレートエアコンの販売が減少。梅雨明けが早かった影響などから除湿機の販売も伸び悩んだ。一方、暖房機器は流通在庫が適正水準に戻ったことで当初想定より導入が進んだほか、石油暖房機の輸出も増加した。利益面では、空調・家電機器の販売価格低下および数量減少、原材料などの仕入価格の上昇などが影響する。
24日の終値は、前日比16円安の922円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社