「ハローキティ」などキャラクタービジネスを展開するサンリオが急落し、前日比1153円安となる6310円と3カ月ぶりの安値を付けた。5日引け後に26年3月期業績と配当予想の増額修正を発表したが、新たな利益見通しは市場予想を下回った。
通期の連結営業利益予想を673億円から702億円(前期比35.5%増)に引き上げた。ロイヤルティービジネスが国内外で好調に推移しているほか、国内のインバウンド需要も取り込んだ。ただ、コンセンサスは720億円前後だった。第2四半期累計(4−9月)の営業利益は392億円(前年同期比66.1%増)。
また同社は、配当予想を中間・期末とも従来の30円から31円に引き上げた。年間配当は前期から9円増額の62円を予定している。
6日の終値は、前日比1029円安の6434円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社