シャープは20日、グループのシャープエネルギーソリューションが、中部電グループの中部電力ミライズと共同で、蓄電池とエコキュートを協調制御するDR(デマンドレスポンス)の実証を、同日から開始したと発表した。
今回、複数の機器を組み合わせた効果的なDR制御の実現に向け、中部電力ミライズと共同で蓄電池とエコキュートの協調制御の実証を開始。同社のクラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY(ココロエナジー)」が予測した、家庭ごとの太陽光による発電量や宅内消費電力量を中部電力ミライズに共有することで、蓄電池とエコキュートを組み合わせたDR制御計画策定を支援する。また、策定したDR制御計画に基づく対象機器の制御をおこない、調整力の創出効果と機器動作を検証するという。
21日の終値は、前日比8.4円高の868.4円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社